SLEルールとは、適合するクラブはあるのか?検証します。
SLEルールとは何のことだかご存知ですか?実はゴルフをやる方にとっては、結構 無視できない問題かも知れません。そもそもこのSLEルール。近年の技術の進歩によってドライバーの飛距離が飛躍的に伸びてしまったことが原因のようです。CMなどでも飛距離が伸びるドライバーなどが目に付きますね。ゴルフメーカーもゴルファーの関心が高いその飛距離性能をアピールしています。この飛距離を生む反発力に基準ができて、一定の値以下になっていないといけないのがSLEルールというわけです。SLEルールとは、「スプリング効果(Spring‐Like Effect=SLE)」を持ってはならないという条項に基準を設けたもので、クラブフェースの反発係数(COR)が、0.830以内でなくてはならないのです。困ったもんです。
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ドライバーは、ゴルフをする者にとって、もっとも魅力的でもっともオモシロいクラブですが、もっとも苦労させられるのもこのクラブです。コースに出て、ほぼ100%の人がドライバーを使います。『今日は調子が悪いからドライバーは封印だ』と宣言しても、ヤッパリ使ってのがドライバーの魅力です。そんなドライバーだからこそ、選び方は重要となるのです。自分に最適なクラブを見つけるには、まず自分のスィングの特性を知る必要があります。ヘッドスピードだけではなく、スィングの切り返しの早さなどスィングの全てがクラブ選びに影響します。それらをトータルでベストマッチしたクラブを見つけるのは容易ではありません。簡単なのはゴルフショップで測定機を使って細かいデータを測ってもらうことです。お店の人に相談してみて下さい。最初のうちは「デカヘッド」になっている、最新のドライバーがとても打ちやすくてよく飛ぶのでオススメです。なぜならヘッドが大きくなったことと、それを振り回せるようにチタン合金などの超うす技術によって軽くなり、シャフトも長くすることができるようになったからです。値段もそれなりに高くなりましたが、ぜひとも持っておきたいものです。ここ最近やたら
目にするのが「SLEルール適合」という文字や、青いシールがあります。これは2008年から競技では高反発ドライバーの使用が禁止になるので、それにひっかからない、つまり低反発ドライバーであるということを示しています。あまりにもここ数年ドライバーの飛距離が伸びたための規制なのですが、競技に関係のない一般の人は高反発のドライバーを使うことに問題はありません。
SLEルールに関して、これまでの流れを追ってみましょうか。アメリカ中心にルールを決めているUSGAは、飛距離が伸び続けるドライバーへの対策として、1998年に反発係数(COR)0.83という数値基準を決めました。このtためPGAツアーではこの基準値を上回る高反発クラブの使用は禁止されたようです。ゴルフクラブのメーカーも、SLEルールの適合クラブというのをラインナップに加えなければならなくなった・・・というより、ラインナップの多くが、この低反発のルール適合モデル(以下適合モデル)になったという経緯があるようです。これにより、ゴルフクラブには2つのスタンダードが存在することになったのです。
メーカーも頭が痛いでしょう。今まで飛距離を上げようと開発を続けていたものを上から押さえつけられるようなものですから・・・飛びを謳い文句にしていたドライバーは、一般ゴルファーからも大きな支持を受け、ちょっとしたブームとなりましたが、今度は明らかにルール違反となるわけです。
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